昼間の葬儀よりも夜の通夜に参列する人が増えました

元々通夜というのは、親族や近親者といった身近な人が故人とお別れをするためのもので、1日かけて行うものでした。ですからそれほど親しくない場合は、通夜には参列せず、葬儀に参列するのが一般的でした。しかし最近では通夜も2時間程度の半通夜と呼ばれるものに変わってきました。また昼間に行われる葬儀よりも夕方から夜にかけて行われる通夜の方の方が、仕事を休むことなく参列できることから、通夜に参列する人が増えてきました。

かつて通夜の席に喪服はタブーとされており、男性であれば紺やグレーのスーツを着て参列しました。もちろん葬儀には喪服で参列するのが一般的でしたが、通夜の席で喪服を着ているとあらかじめ準備しており、故人が死ぬのを待っていたと解釈されました。しかし現代では通夜の席でも喪服を着るのが一般的になってきました。これは昼間の葬儀に参列できない人がせめて通夜だけでも参列したいという思いから、変化していきました。

通夜でも葬儀でも同じですが、なるべく開始時間の10分前までには会場に到着しておきましょう。不測の事態で遅刻してしまった場合、受付に人が居なければ香典は遺族に直接渡します。香典は裸のまま鞄の中に入れるのではなく、袱紗に包んで持参します。表書きは仏式の場合、「御香料」や「御香資」ならば宗派の違いに関係なく使えます。また浄土真宗以外なら「御霊前」でもよいです。通夜も葬儀もどちらも故人を惜しみ、遺族や親戚に対してお悔みの気持ちを持って参列しましょう。